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本物のパリンカを作るのは、職人技です。
好みの味やアルコール度数を作り上げるためには、
最初の 材料の量を調整する必要があるからです。
マラムレシュの一般的な パリンカは60度くらいで
2度蒸留してあります。トランシルヴァニア地方の
南部では、 アルコール度数は下がるものの、
プラムのフルティーな香りが増したパリンカが作られます。
ショットグラスに注いだ際、純粋なパリンカには細かい泡が
出来ます。地元の人はその泡を「パール」と言います。
通常、パリンカは、ワイン作りが終わった、
10月初旬から12月初旬の間に作られます。

翌年に作業を 残さないためには、クリスマス前に終わらせるのが慣わしです。
プラムを使用する場合、パリンカ作りを開始する6-8週間前に、大きな樽にプラムを入れ、発酵させます。
伝統とルーマニアで定めている基準(SR)によると、
蒸留は真鍮製(黄銅)の蒸留器で行い、
木材や炭などで火をおこします。伝統的な蒸留作業は、
そのためだけに特別に建てられた小屋の中か
野外で行われることが一般ですが、
トランシルヴァニア地方では丘の上で行われます。
火の温度は、蒸留器の音を聞き、製造の途中途中で味見をし、
その結果、適性温度を判断、調整します。
大半のパリンカは、蒸留した後オーク製の樽に入れられ、
そこで半年から10年の熟成させるものもあれば(黄金色になり、香りも増す)、
すぐに消費されるものもあります。
ルーマニアでは、パリンカは食前酒として、チーズや
トマトや玉ねぎなどと、飲まれています。食欲を増すために、
お食事の前に飲みます。
パリンカは強いお酒なので、ゆっくり飲むよりも、ショットでグイ!っと、
召し上がって頂くことをお勧めいたします。
ルーマニアでは、パリンカは結婚式、洗礼式、狩猟、
収穫祭、宗教的な祝日、家族の再会などの色々な
場面で飲まれています。 ルーマニアの田舎では、パリンカで乾杯をし、
ワインはどちらかというとパーティーの終盤に差し掛かったころに飲みます。
病のためのお酒?
「人々をどんな場面でも、パリンカでおもてなしすることが出来ます。結婚式、先礼式、お葬式の際に人々を何でもてなしたらいいか?
答えはパリンカ!どんな機会でも大丈夫ですよ。」とビホール地方のパリンカ職人は言います。
パリンカは心の薬として使われるだけではなく、体の病にも使用されます。
地元の人は、お腹が痛い場合、パリンカにはちみつを混ぜて飲みます。
風邪をひいたら、パリンカにコショウ。血行を良くしたいのだったら、パリンカにサルビアを混ぜて20日間寝かせたのを飲みます。
コレステロールが気になる場合は、パリンカを潰したニンニクと混ぜ、少々寝かせ、それを毎朝少しずつ飲みます。
ダキア人の時代から受け継がれたパリンカをビホール地方の人々はとても大切にしています。
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